数十万人のブランケット

趣味のメモ、雑記帳。山登り、パソコン、楽器、読書。

古ノートPC、軽量Linuxの力で2017年は復活してもらいたい(結果:Debian8.6でLXDEすごい)

2007年くらいに購入したThinkPad Z61tを、何度もちゃんと利用できるようにしてあげようとしてUbuntuとかMint Linuxとか色々試したけれどもどうにもだめで、動きがもっさりしすぎていたりとか、すぐにフリーズしたりとか、大事なソフトが動かない(メンテや設定が大変すぎる)とかで、もう捨てるしかないかな、とあきらめかけていました。

Windows 7なんて、起動してデスクトップが見えてから、何かし始めれるようになるまで5分とか待たされるのです。特別変なソフトも動かしてないのに。

スペックはCore 2 Duo T5500 1.66Ghzでメモリが1GBって感じの今にしてみたらやっぱり貧弱なスペック、でもなんとかウェブとか見るくらいには使いたい。つまり、無線LANが使えて、chromeが動いてくれたらいい。ただそれだけがストレスなくできたら。

なんせ当時は14万円くらいして買っているので、ゴミとしてぽいっと出すのも悔しい。そして最近、普段の生活や仕事で触るいろんなPCと比べても、やっぱりキーボードやトラックポイントの使い勝手や手馴染み感がとてもいいんですよね。こういう道具は、使ってて何も気にならないような空気みたいな存在でいてほしい。その感じがある。トラックポイントも最近のノートPCにあんまりついてない気がする。

あと参考までに、真似しようとする人のために書いておきますが、私自身はLinuxに触れてからは結構長くて、デスクトップやノートPCに色んなディストリビューションをインストールするのが趣味みたいな時期がありましたので、そのへんはお手の物。viエディタとかも余裕で触れる。でも、"make"とかあの辺のコマンドを使ってソースからコンパイル、とかそんなのはやったことない。という感じです。

Googleで、軽量Linuxとかのキーワードでいろいろ調べるといくつかヒット。

まずはRemix OSで、android化してみたらどうか、トライする。普段はAndroidスマートフォンを利用しているし、RemixはGoogle Playで利用可能なアプリも使えるってことでなかなかいいなと。携帯で動いてるくらいならこんなPCでもストレスなく使えるかもしれないし、いいな!ってことで早速試す。

blog.goo.ne.jp

この記事がすごく参考になった。hddにインストールはできた。Googleplayも使えた。Chromeも大丈夫だけど、恐ろしいくらい動きが悪い。だめだこりゃ。例えばChromeで何か見ていても、ちょっとGoogle Photoの方へ行こうかしら、何ていう切り替えでフリーズ、数分したらなんとなく復帰ぐらいの使い物にならなさ。相性なのかな。よくわからんけど。

次はslitazにトライ。速さは申し文なし。ものすごいピュンピュン動く。ほうほうと、hddへのインストールをやってみようとしても、なんだか大変。全然うまくいかない。しかも無線LANがうまく動くまでの道のりもやたらに長そう。日本語化も自力で調べないと。頑張って好きになれれば思いっきり付き合って努力できるのだけど、なんか毒グモなんですよね。そこがなあ。なんとなく。

最後にDebian 8.6を。なぜlubuntuやらmintやらじゃなくDebianなのか。かなり昔に2008年くらいかな?Cent OSとかFedoraとかが流行ってて、Vineとかもまだ本流で、Ubuntuとかあまり出てきてなかった時代に色んなディストリビューションをインストールして試利用しまくっていた私が、実感としてとにかくサクサク動く、バージョンがあがってもストレスなく動く、という信頼感がDebianは高くて、その印象でなんとなくです。

すすっとインストールをしていきますが、Debianはインストール画面の無骨さも昔のまんま。Debian 2.xくらいの時と全然変わってない。いいな。

デスクトップはlxdeで素直にセットアップして、aptitudeでさくっとchromiumをいれてみるまでを終えて驚き。すごい。LXDE軽い。あらゆる動作が2秒以内には結果帰ってくるし、最初から使えるMozcの日本語入力の快適さにも感動。これなら使えると確信。

UbuntuとかMintとはやっぱり全然違うけどこれなんなんやろうな。

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これではてなブログ書いたり、Googleカレンダーメンテしたり、いい使い方できそう。