数十万人のブランケット

趣味のメモ、雑記帳。山登り、パソコン、楽器、読書。

パリッとカラッとサクサクと

5~6年前くらいは「もしも自由に使っていいお金が10万円でも目の前にあったら」「もしも1日でいいから、完全に自由な時間があったら」なんて思うことも多かったけど、なんかめっきりとこれがなくってるのが、32歳という年齢で感じることのひとつ。

理由のひとつは、目標みたいなのがないことと、なんとなく何をやっても中途半端じゃたかが知れているし、と経験的に実感してしまっていることだ。

ギターも一生懸命練習しなくなったし、ウェブアプリケーションやlinuxなんかのテクノロジーを追い求めることもないし、英語の勉強もやめたし、稼働時間の恒常的に長い仕事をやってるせいか手元になんにも自分らしいものが残らない。結局まとまった時間があれば気晴らしにすぎない登山、それ以外の時間はなんとなくパズドラ(無課金)に費やして過ごす。

夕方6時くらいにたまたまぽこっと会社から解放されても、じゃあ繰り出すかと思うところがない。これがなんだかさみしい。適当な人を飲みに誘うのも気が乗らなくなったし、好日山荘にいくにも要りそうな道具はそもそも一通り揃ったし、家に帰ってもアレコレ心の中だけで色んな不安や不満をぶつぶつしながら、気をまぎらわすためだけのネットサーフィンやらアマゾンサーフィンやら、軽いゲームやらで寝るまで過ごすだけである。

前は違ったのになー、建て直せるのかな、これ。